自動車ヘッドランプ
自動車のヘッドランプは、白熱電球(タングステンランプおよびハロゲンラン
プ)が主流であった。
近年になってメタルハライドランプを中心とするHIDランプが高級車種に使われだしてきている。
理由はHIDランプは点光源でありしかも輝度が高いため投影レンズと反射鏡の設計がしやすく、明るく視認性のよい配光と高い投射能力が得られるためである。
HIDランプの光の特色は一般のヘッドランプに比べ青白い光で光質が固くまぶしい感じを与える。
HIDランプが普及したきっかけはランプを瞬時に点灯するバラストの開発が可能になり、バラストとランプのコストも折りあいがつくまでに安価になってきたことによる。
自動車のヘッドランプでは35W程度の小型ランプが使われている。